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海外FXでスプレッドを比較する場合にはどういうポイントに気をつけて比較すれば良いでしょうか?日本国内のFX業者の場合とは注意すべきポイントが違うため注意が必要です。

海外FXのスプレッドはpip(pips)表示

日本国内のFX業者を利用していても、慣れている方であれば「pips(ピップス)」という単位を利用している方も多いでしょう。

「pips(ピップス)」とは「為替レートの最後のケタ」のことです。

米ドル/円なら「銭」の単位が「pips(ピップス)」になります。

国や通貨によって単位が違ってしまうため、取引通貨ごとに呼び方を変えるのは面倒なので、FXトレードでは「pips(ピップス)」という共通単位を採用しているのです。

  • 1ドル100円20銭だったら、20銭の0の部分の単位が「pips」
  • 1ユーロ1.2245ドルだったら、最後の5の部分の単位が「pips」

となるのです。

日本国内のFX業者の場合は、スプレッド0.3銭~というような表記をすることが多いのですが、世界基準でサービス提供をしている海外FX業者の場合は、トレーダーも世界中の人々になるため、スプレッド表記も、スプレッド0.3pips~というような表記になるのです。

海外FXのスプレッドの種類

海外FXには大きく分けて2つのスプレッドの種類があります。

  1. 変動スプレッド
  2. 固定スプレッド

です。

変動スプレッド

変動スプレッドは文字通り、スプレッドが刻一刻と変化するスプレッドタイプです。

  • メリット:最小スプレッドが狭く設定されている
  • デメリット:スプレッドが変動するため、トレードコストが読みにくい

固定スプレッド

固定スプレッドはいつでも同じスプレッドが発生するスプレッドタイプです。

  • メリット:トレードコストが確定している
  • デメリット:変動スプレッドの最小スプレッドと比較するとスプレッドが広い

海外FXのスプレッドを比較する場合には平均スプレッドを見る

海外FXのスプレッドを比較する場合に単純に

「変動スプレッドの最小スプレッド」と「固定スプレッド」を比較しても、意味がありません。

なぜなら、「変動スプレッドの最小スプレッド」は変動してしまうからです。

家電量販店の折込チラシに「ノートパソコン3万円~」とあったとしても、販売している商品すべてが3万円でないことは誰もがわかるかと思います。あくまでも、ノートパソコンの中で最も安いのが3万円なだけであって、本当に欲しいノートパソコンは10万円かも知れません。

海外FXのスプレッド表記でも、「変動スプレッドの最小スプレッド」はこれと同じことを意味しているのです。実際に取引するときのスプレッドと最小スプレッドは別物なので、比較する意味がないのです。

「じゃあどうすれば良いの?」

ということですが、平均スプレッドを参考にしましょう。

良心的な海外FX業者であれば、変動スプレッドの場合でも、最小スプレッドだけでなく平均スプレッドも公表しています。

平均スプレッドであれば、実際にトレードをしたときのスプレッドに近いとみなすことができるので

「変動スプレッドの最小スプレッド」と「固定スプレッド」を比較するのではなく
「変動スプレッドの平均スプレッド」と「固定スプレッド」を比較すれば

一番スプレッドが狭い海外FX業者が明確になるということです。

取引手数料が有料の海外FX業者・海外FX口座とのスプレッド比較

海外FXでも、MT4口座などはほとんど取引手数料は無料でトレードが可能です。

しかし、ECN口座やソーシャルトレードなどの最先端のプラットフォームの場合は

スプレッドを狭くする分、取引手数料が有料になっているものがあります。

この場合の海外FXのスプレッド比較の方法を解説します。

取引手数料はスプレッド換算に直す

海外FXの取引手数料はスプレッドに直すことが可能です。

  • 1ロット(10万通貨取引)往復:10ドルの取引手数料 → 1.0pips
  • 1ロット(10万通貨取引)往復:12ドルの取引手数料 → 1.2pips
  • 1ロット(10万通貨取引)片道:4ドルの取引手数料 → 0.8pips
  • 100万通貨取引 往復:130ドルの取引手数料 → 1.3pips

です。ほとんどの海外FX業者の場合は、米ドル建てで取引手数料が発生します。

1ロット(10万通貨取引)で、取引手数料をpips換算してみれば良いだけなのです。

その上で、スプレッドと足し算をすることでトレードコストを算出します。

海外FX業者A社 MT4口座

  • 取引手数料 0円
  • スプレッド 1.0pips~

海外FX業者A社 ECN口座

  • 取引手数料 1ロット(10万通貨取引)往復:10ドルの取引手数料
  • スプレッド 0.2pips~

となった場合には、

1ロット(10万通貨取引)往復:10ドルの取引手数料 → 1.0pips なので

  • 海外FX業者A社のトレードコスト : 1.0pips~ + 0(取引手数料)
  • 海外FX業者B社のトレードコスト : 0.2pips~ + 1.0pips~(取引手数料スプレッド換算)

なので、海外FX業者A社のトレードコストの方が安いことになります。

もちろん、上記のケースではECN口座が利用できるというメリットを踏まえて、「多少高くてもいい」と海外FX業者B社のECN口座を選ぶのも一つの考え方と言えます。

ここで理解しておくべきなのは、取引手数料はスプレッドに直して、できあがりのトレードコストを算出してから比較すると言うことです。

まとめ

海外FX業者のスプレッド比較では、最小スプレッドという見た目のスプレッドに左右されず、固定スプレッドや平均スプレッドという実際の取引時点のスプレッドを参考にすることをおすすめします。