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road128_128海外FX業者のサーバーの早さというのは、海外FXの約定力、約定スピードに直結する重要な指標です。ここでは海外FX業者のサーバーの速度を調べる方法を解説します。

FXにおけるサーバー速度の重要性

サーバーが早ければ早いほど、スリッページの発生確率は少なくなり
サーバーが遅ければ遅いほど、スリッページの発生確率は高くなります。

サーバーの性能というのは、海外FX業者がどれだけ通信環境にコストを投じているのか?によって左右されると言っても過言ではありません。

海外FX業者の場合はNDD取引なので、インターバンクが集中しているロンドンやニューヨークにサーバーセンターを持ち、そこにどのくらいのスペックのサーバーを用意しているか?によってもサーバー速度というのは左右されてきます。

さらに

トレーダーPCネット環境 ⇔ FX業者サーバー ⇔ インターバンクサーバー

という流れで情報をやり取りする必要があるため、トレーダーのPCのネット環境と物理的な距離によってもサーバー速度は変わってきてしまうのです。

海外FX業者のサーバーの速度を調べる方法

1.MT4を開きます。

2、右下の「接続状況」をクリックします。

MT4_setsuzoku1

3.サーバーごとにレイテンシー(遅延速度)が表示されます。

MT4_setsuzoku2

レイテンシー(遅延速度)とは

レイテンシとはデータ転送における指標のひとつで、転送要求を出してから実際にデータが送られてくるまでに生じる、通信の遅延時間のこと

レイテンシー(遅延速度)が小さければ小さいほど、サーバーが早いことになるのです。FXで言えば、レイテンシー(遅延速度)が小さければ小さいほど、スリッページが起こりにくい、注文通りに約定するということになるのです。

この例「XM(エックスエム)」の場合は275.58msとなっています。

ms = ミリ秒 のことで 1秒 = 1000ミリ秒

を意味します。

海外FX業者のサーバーとの物理的距離による遅延

NTTコミュニケーションズの資料によると、日本とニューヨークでのサーバー通信の場合、200ミリ秒~300ミリ秒のレイテンシー(遅延速度)となっています。

MT4_setsuzoku3

XM(エックスエム)の場合、サーバーはロンドンのデータセンターにあるため、ニューヨークよりもレイテンシー(遅延速度)が遅くなるのは当然と言えるのです。

海外FXの約定スピードを上げる方法

基本的に前述した通りで

トレーダーPCネット環境 ⇔ FX業者サーバー ⇔ インターバンクサーバー

(日本)トレーダーPCネット環境 ⇔ FX業者サーバー(ロンドン) ⇔ インターバンクサーバー(ロンドン)

だと、トレーダーのPCとFX業者サーバーの物理的距離がレイテンシー(遅延速度)の原因になるのです。

つまり、海外FX業者はアジアの海外FX業者でない限り、200ミリ秒のレイテンシーは発生してしまうものなのです。

しかし、レイテンシー(遅延速度)を抑えることは可能です。

方法1.海外FX業者のデータセンターに設置されたVPSを使う

VPSサーバーを利用するのであれば、物理的距離が発生しません。

(ロンドン)トレーダーVPS環境 ⇔ FX業者サーバー(ロンドン) ⇔ インターバンクサーバー(ロンドン)

であれば、サーバーの速度は飛躍的に向上するのです。実際にVPSを使った場合のレイテンシーは、10分の1以下の1ミリ秒~30ミリ秒に抑えられるのです。

XM(エックスエム)の場合

  • 最低金額(有効証拠金)USD 5,000以上(その他の通貨での相当額)を維持
  • 1か月に最低でも5ラウンドターンロット以上のお取引

があれば、無料でVPSサーバーを利用できます。

注意しなければならないのは、このときに日本のVPSサーバーを契約しても意味がないということです。海外FX業者のサーバーと同じところにあるから早いのです。

方法2.海外FX業者のデータセンターに設置されたECNを使う

ECNの場合も、物理的距離が発生しません。

「ECN = 日本の株式市場のような電子取引所取引」なので、ECNのプラットフォームのサーバーが海外FX業者のサーバーと同じ場所にあるのであれば、そこでのレイテンシーはほとんど発生しないのです。

まとめ

海外FXをする場合にも、サーバーの速度というのは重要な比較検討材料になります。

ただし、日本と海外の物理的距離がある場合には、一定のレイテンシー(遅延速度)は発生してしまうものなのです。

これを回避するためには、VPSサーバーやECNプラットフォームを利用する必要があります。とくにEAなどを使った自動売買など、スリッページが致命的な問題になるケースでは前向きに検討する必要があるでしょう。
 

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