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海外FX業者の中には、悪質な行為を行う業者も少なからずいます。以前と比較すれば詐欺業者は淘汰されてきていて、ほとんどは真っ当な業者なのですが、ごく一部には詐欺とは言い切れないまでも悪質な対応をする海外FXX業者もいるのです。

ここでは注意すべき海外FX業者について解説します。

FXの詐欺業者ってどんな業者

日本でも、以前は色々なFXの詐欺業者がいました。

2009年の読売新聞の記事

札幌市の投資関連会社「オール・イン(Allin)」が、金融庁に無登録で「外国為替証拠金取引(FX取引)」を行った上で、「月30~40%」の高配当をうたって全国約2万人の会員から総額100億円超の巨額資金を集めていた疑いがあることが18日、関係者への取材でわかった。

北海道警は、金融商品取引法違反(無登録営業)の容疑で、週内にも、オール・イン本社と全国に数十か所ある関連施設を捜索する方針。昨年秋から、会員への配当が滞っていることから、出資金の運用が適切に行われていない疑いがあるとみて、詐欺容疑の適用も視野に捜査を進める。

無登録業者によるFX取引で集められた資金としては過去最大規模になる。

つまり、「FXでの高配当を利用して、資金を集める形」の詐欺業者です。

日本は、なぜかこのタイプの詐欺が多いように感じます。

海外FX業者での詐欺業者はどんなタイプ?

実は、海外FX業者の場合は「詐欺業者」というものはそれほどいません。

どちらかというと「詐欺」をするつもりはなかったんだけど、「経営が立ちいかなくなって返金ができなくなっつぃまった業者」の方が多いのだと思います。

投資家からしてみれば

  • 「出金できなくなった。」
  • 「連絡が取れなくなった。」

となれば「これは詐欺だ!」と言いたくなる気持ちもわかりますが、そのほとんどは詐欺ではなく、海外FX業者が倒産したことで、連絡もつかなくなり、出金もできなくなった。というケースがほとんどなのです。

これは「信託保全」ではない、海外FX業者には起こりうるリスクとしてはじめから理解しておく必要があるものなのです。

海外FX業者と一言で言っても、「分別管理」であっても、世界展開している大企業の海外FX業者であればこのような事態は起こりにくく、海外FX部門をたたむとしても、最後まで返金対応してくれるはずです。オーストラリアの「PepperStone」なども、日本人には人気が高い海外FX業者でしたが、オーストラリア政府への金融庁の圧力によって日本人顧客向けのサービス提供を停止しましたが、返金対応は最後まで丁寧に行ってくれたのです。

海外FX業者「IronFX」は注意すべき業者!?

「IronFX(アイアンエフエックス)」はもともとキプロスに本拠地を置く海外FX業者として日本人顧客も多い海外FX業者でしたが、数年前に急きょ経営方針を転換し、日本市場で金融庁のライセンスを取得する形で動いていたのです。

当然、金融庁のライセンスを得る場合にはレバレッジ規制などの規制下に置かれてしまうため、海外FX業者としてのメリットはなくなってしまいますが、経営方針としてはそういう方針で日本オフィスも作り、ライセンス取得に向けて活動をしていたのです。

しかし、金融庁のライセンスはおりず、資金的に困った「IronFX」は本オフィスを閉鎖し、スタッフ全員を解雇しています。

それ自体が問題なのではありませんが、中国市場で顧客にに対する支払が30億円相当が滞っており、今年に入り中国市場からの撤退が確定しているのです。そのため、中国全土のオフィスに顧客が押し寄せる現象がおこり、全オフィスの閉鎖も余儀なくされています。

日本市場への参入も、資金難であった「IronFX」側の一手であったことが予測されます。

現時点では、キプロスおよびUKにおいておよそ160件の民事訴訟が行われている現状です。

「IronFX」は一度撤退した海外FX業者としての日本市場への参入を再開しています。

「IronFX」の言い分の記事も記載しておきます。こちらは中国での報道に対する「IronFX」側の回答です。

「私達は、当社のプロモーションを不正操作する取引ストラテジーを使用する悪意あるトレーダーのグループを特定しました。このグループは、当社の取引条件違反の調査対象となっており、調査中、この悪質な取引ストラテジーから全ての関連プロモーションの出金に制限をかけました。当社にはこの措置を講じる権利があります。

繰り返し述べますが、当社は出金の遅延について、キプロス当局のCySECを含む7つの規制当局からも苦情やその他正式な通告を受けていません。全ての出金が、業界で標準的な処理日数で適切に実行されています。

IronFX Globalは5年間の歴史の中で、CySEC、FCA、ASIC、FSP、FSB、CRFIN、UCRFINから正式な通知も罰金も受けていません。IronFX Globalは、今後も当社の正当な利益と450,000人の顧客を守る為の策を講じ続ける予定です。」

としています。

現時点では、これ以降の出金トラブルの情報はないので、ここ数年はまっとうにサービス提供をしている印象ですが、判断はお任せします。

海外FXの詐欺業者に騙されないための方法とは?

その1.海外FX業者の金融ライセンスを確認する

海外FX業者は、日本の金融ライセンスを取得することはできませんが、海外の金融ライセンスを取得している海外FX業者が多いのです。

国によって、FX業者へのライセンス(免許)の取得難易度は異なりますが、資本金や顧客保護、情報管理、コンプライアンスなどのチェックは定期的に行われるものですので、金融ライセンスを取得していれば、一定レベルの安全性はあると判断することができます。

海外FXの金融ライセンスと金融監督機関。無登録業者を見極める

その2.信託保全をしている海外FX業者は資金面での安全性が高い

日本国内のFX業者は信託保全が義務付けられています。

しかし、海外のFX業者は信託保全が義務付けられているわけではありません。※一部の金融ライセンスでは、金融監督庁によって信託保全や投資家保護の保険や基金加入が義務付けられています。

信託保全を採用している海外FX業者の方が安全性が高いのです。

その3.企業規模を確認する

  • 世界展開している
  • 顧客数が全世界で100万人以上いる
  • 親会社が大きい
    ・・・

規模が大きい海外FX業者ほど、安全性が高いのは間違えありません。出金拒否などが発生すれば、それが引き起こす影響が世界規模になってしまうので、そうならないような運営をするのが当然なのです。

その4.少額からテストしてみる

海外FX業者の信頼性に不安がある場合には、数万円程度の少額の資金からはじめて

  • きちんトレードはできるのか?
  • 利益は出ているのか?
  • 出金はきちんとされるのか?
    ・・・

などを確認した上で、十分な資金を入金すれば良いのです。そもそも、海外FXはハイレバレッジトレードができるため、それほど高額な証拠金を用意する必要はないはずです。

その5.人気がある海外FX業者を選ぶ

日本人利用者に人気のある海外FX業者の方が安全性は高いと言えます。

日本人スタッフが在籍していることも多く、日本人的なモラルで対応してくれるので、無茶なことはせず、最後まで連絡がつくのが一般的だからです。

日本人スタッフもいないマイナーな海外FX業者を利用するのは、海外FXに慣れてからにしましょう。

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