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leverage128_128海外FXの攻略法を実際に実験してレポートします。今回は「両建てハイレバレッジトレード」です。

「両建てハイレバレッジトレード」の仕組み

海外FXには国内FXとは違って追証がありません。証拠金がゼロになるよりも少なくはならないのです。証拠金がマイナスになっても、海外FX業者から請求されることはないのです。

この追証ゼロカットシステムを利用した手法が「両建てハイレバレッジトレード」です。

2つの口座を利用して同じ通貨ペアの「買い(ロング)」「売り(ショート)」の両方のポジションを持つのが「両建て」です。

A口座:「買い(ロング)」
B口座:「売り(ショート)」

のポジションを持ちます。

例を挙げて説明すると

  1. 別の海外FX業者で2つの口座を開設します。
  2. 相場が大きく動く、経済指標の発表前や要人発言の前に
  3. 両方の口座に10万円を入金します。
  4. 30万通貨のポジションを持ちます。(レバレッジ約300倍)

A口座:「買い(ロング)」 証拠金10万円 30万通貨
B口座:「売り(ショート)」 証拠金10万円 30万通貨

この条件の場合、レートが33pips動いたタイミングでどちらかがロスカットされ、どちらかの口座残高が倍になります。

差し引きゼロ円で利益と損失が同じになり、儲けはありません。スプレッド分だけ損をしてしまうことになります。

このときに50pipsの地点で指値を両方に入れていたらどうでしょうか?

レートが33pipsの変動で止まらずに50pips動けば

ロスカットされる方の口座は33pips時点でゼロになります。
もう一方の口座は50pips地点で利益が確定します。

これで、後者の口座の利益は証拠金の2倍ではなく2.5倍の利益になります。

元手の20万円が25万円になるので、5万円分の利益がでるということになります。

簡単に言えば、これが海外FXの「両建てハイレバレッジトレード」です。

もちろん、100%利益が出る手法ではありません。損をしてしまうケースは、33pipsの変動は起きたが、50pipsの指値ラインには届かないケースです。

片方は利確できいないため、ポジションを持ち続けることになってしまうのです。成行でも33pips以上の地点で約定できれば利益はでるのですが、33pipsよりも近い地点でしか約定できなければ、その分損失が出てしまうのです。

海外FXの「両建てハイレバレッジトレード」は大きく相場が変動する経済指標の発表や要人発言の後に、大きく相場が変動すれば、稼げる可能性が高いトレード手法なのです。逆に予想したよりも変動幅が小さい場合には損をしてしまう可能性もあるのです。

「両建てハイレバレッジトレード」実験レポート

2015年5月アメリカ4月雇用統計

実験日時:2015/5/8
実験対象:アメリカ4月雇用統計(2015年)

実験条件:

A口座 ロング 30万通貨/証拠金10万円(レバレッジ300倍)/米ドル円 120.166円
B口座 ショート 30万通貨/証拠金10万円(レバレッジ300倍)/米ドル円 120.166円

指値ライン:50pipsで設定し、5万円の利益を狙う

ゼロカット or 2倍ライン

A口座 120.496円
B口座 119.836円

実験結果

1505_usa_koyotokei

開始10分

120.166円 → 119.596円 (57pipsの変動)

A口座 証拠金10万円 → 0円
B口座 証拠金10万円 → 25万円

合計 20万円 → 25万円 プラス5万円

※スプレッド分含まず

考察:ギリギリ50pips以上の変動があり、狙い通りの5万円プラスに。10万円の利益を狙って66.7pips先に指値を置いていたら届かずに失敗していた。

2015年6月アメリカ5月雇用統計

実験日時:2015/6/5
実験対象:アメリカ5月雇用統計(2015年)

実験条件:

A口座 ロング 30万通貨/証拠金10万円(レバレッジ300倍)/米ドル円 124.691円
B口座 ショート 30万通貨/証拠金10万円(レバレッジ300倍)/米ドル円 124.691円

指値ライン:50pipsで設定し、5万円の利益を狙う

ゼロカット or 2倍ライン

A口座 125.021円
B口座 124.361円

実験結果

1506_usa_koyotokei

開始10分

124.691円 → 125.716円 (102.5pipsの変動)

A口座 証拠金10万円 → 25万円
B口座 証拠金10万円 → 0円

合計 20万円 → 25万円 プラス5万円

※スプレッド分含まず

考察:100pips以上の変動があり、狙い通りの5万円プラスに。10万円の利益を狙って66.7pips先に指値を置いていても成功して10万円の利益が出ていた。100pips動けば、20万円の利益まで狙えた。

2015年7月アメリカ6月雇用統計

実験日時:2015/7/2
実験対象:アメリカ6月雇用統計(2015年)

実験条件:

A口座 ロング 30万通貨/証拠金10万円(レバレッジ300倍)/米ドル円 123.604円
B口座 ショート 30万通貨/証拠金10万円(レバレッジ300倍)/米ドル円 123.604円

指値ライン:50pipsで設定し、5万円の利益を狙う

ゼロカット or 2倍ライン

A口座 123.274円
B口座 123.934円

実験結果

1505_usa_koyotokei

開始10分

123.604円 → 122.954円 (65pipsの変動)

A口座 証拠金10万円 → 0円
B口座 証拠金10万円 → 25万円

合計 20万円 → 25万円 プラス5万円

※スプレッド分含まず

考察:50pips以上の変動があり、狙い通りの5万円プラスに。10万円の利益を狙って66.7pips先に指値を置いていたら失敗

「両建てハイレバレッジトレード」実験レポートの考察

米国雇用統計の直近3か月の結果を見るとすべて50pipsの変動はクリアしています。

つまり、33pipsで損切りになるレバレッジ300倍程度で50pipsに指値を置いた場合には成功する可能性が高いということです。

元手の25%増というライン(今回は5万円の利益)であれば、成功する確率が高いということです。

しかし、50%増というライン(10万円の利益)を狙っていたら、1勝2敗と負け越していたことがわかります。

レバレッジを実験設定の300倍よりも大きくすれば、さらに儲けられる可能性が高まりますが、レバレッジを上げすぎるとゆらぎの範囲内でロスカットが発動してしまう可能性があるので要注意です。

下記を参考に基準のレバレッジ(取引量)を決めましょう。

  • レバレッジ400倍:25pips ゼロカット、片方の口座は倍の儲けのライン
  • レバレッジ300倍:33.3pips ゼロカット、片方の口座は倍の儲けのライン
  • レバレッジ200倍:50pips ゼロカット、片方の口座は倍の儲けのライン
  • レバレッジ100倍:100pips ゼロカット、片方の口座は倍の儲けのライン

上記ラインよりも遠くに指し値を置ければ置くほど儲けは増えますが、その分指値ラインに届かないリスクが増えてしまいます。

50pipsに指値を置くのであれば、レバレッジ300倍以上でないと利益がでないことになります。

一回での利益を欲張りすぎて、遠くに指し値を置いてしまうと指値ラインに届かないことが増えて、負けてしまうので、過去の統計指標の変動幅をチェックし、最低限クリアできる指値ラインを設定することが「両建てハイレバレッジトレード」で重要なポイントと考えます。

「両建てハイレバレッジトレード」をする場合の海外FX業者選びの注意点

  • ロスカットレベルの低い海外FX業者を選ぶこと
  • 追証なし・追証ゼロシステムを採用している海外FX業者を選ぶこと
  • 必要なレバレッジが設定できる海外FX業者を選ぶこと

海外FXをロスカットレベル・マージンコールで比較

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