doctor3128_128海外FXはハイレバレッジでトレードができるため、資金力が少なくても、ある程度の通貨量でトレードが可能になります。だとすれば、勝率の高いテクニカルトレードの方が海外FXにはマッチするはずです。今回は初心者向けのテクニカルトレード方法ですが、勝率の高い基本中の基本「押し目買い・戻り売り」だけでトレードしたらどうなるのか?1週間実験してみました。

押し目買い・戻り売りとは?

オーソドックスな順張りのテクニカルトレード手法です。

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為替相場は一直線にレートが動くことはほとんどなく、基本的には蛇のように波打ちながらトレンドを形成します。

トレンド発生時に、一瞬トレンドと逆方向にチャートが動いたときにトレンド方向にエントリーすることで高い確率で元のトレンドに戻る時を狙いpipsを稼ぐ方法です。

押し目買い・戻り売りのメリット

  • 大きなトレンドに乗っかっているので勝率が高いこと

押し目買い・戻り売りのデメリット

  • トレードチャンスが少ないこと
  • 大きなpipsを稼げる手法ではないこと

が挙げられます。

海外FXの場合はハイレバレッジトレードが可能になるため、大きなpipsを稼げなくても、取引量がおおきければ実益は大きくなるため、勝率を重視した「押し目買い・戻り売り」は有効だと考えられるのです。

押し目買い・戻り売りで注意すべきこと

トレンドの終了を察知するルールが必要

「押し目買い・戻り売り」で難しいのはエントリーよりも、エグジットです。

エントリータイミングは比較的明確にわかるのでそれほど初心者がやっても、プロがやっても変わりませんが、エグジットのタイミング、見切りによって大きく損益が変わってきます。

「どうなったら、エグジットするのか?」を明確に決めておく必要があるのです。

「安定した勝率『押し目買い・戻り売り』徹底トレード」実験レポート

検証条件

採用したチャート

  • 移動平均線(MA):20MA、50MA、100MAで表示(設定:種別Simple)
  • 一目均衡表:(設定転換線9、基準線26、先行スパンB52)
  • 5分足

採用したルール

  • 20MA、50MA、100MAが同じ方向を向いたときに「トレンド発生」と考える
  • 一目均衡表の雲にぶつかった時に「エントリー」
  • MAが交差した場合トレンド終了として「エグジット」
  • 100MAを抜けてしまった場合トレンド終了として「エグジット」
  • 急激な相場変動時は見送り

検証期間

2016年8月12日~2016年8月19日

8月12日

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見送り

8月15日

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ポジションの方向:買い
エントリー:101.062
エグジット:101.002

6.0pipsの儲け

ポジションの方向:買い
エントリー:101.220
エグジット:101.190

3.0pipsの損失

8月16日

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ポジションの方向:売り
エントリー:100.301
エグジット:99.910

39.1pipsの儲け

8月17日

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ポジションの方向:買い
エントリー:100.534
エグジット:100.971

43.7pipsの儲け

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ポジションの方向:売り
エントリー:100.325
エグジット:100.167

15.8pipsの儲け

8月18日

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ポジションの方向:売り
エントリー:99.890
エグジット:100.048

15.8pipsの損失

ポジションの方向:買い
エントリー:100.223
エグジット:100.401

17.8pipsの儲け

ポジションの方向:売り
エントリー:99.991
エグジット:99.921

7.0pipsの儲け

8月19日

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ポジションの方向:売り
エントリー:99.991
エグジット:99.915

7.6pipsの儲け

ポジションの方向:買い
エントリー:100.147
エグジット:100.299

15.2pipsの儲け

結果

勝敗:8勝2敗
合計:133.4pipsの儲け

考察

勝率は高いのは間違えない

やはり、本来はエントリーしないような弱いトレンドでも実験としてエントリーして検証してみましたが、それでも8割の勝率は十分な結果と言っていいでしょう。

当然、上手くいかないケースもありますが、それでも6割ぐらいの勝率は取れるトレード手法だと思われます。騙しが少ないためトレードのストレスも軽減できます。

難しいのはエントリー終了のタイミングであり、ルール通りにやれば「ぶれる」ことはないと思いますが、気を抜くとトレンドの転換に気づかず、大きく損失を膨らましてしまうケースもあり注意が必要です。

エントリーできるタイミングが少ないのがネック

「押し目買い・戻り売り」の問題はエントリーできるタイミングが1週間で10回程度しかないということです。チャートにずっと張り付いてこれですから、夜だけしかチャートを見ないという方の場合、1日1回トレードできるかどうか、という頻度になってしまいます。

他の時間足を見ながら実行すれば精度は高まる

今回は5分足でしたが、トレンドの発生を確認するためには4時間足、1時間足、15分足と長期の時間なしから順に確認しておけば、トレンドがすぐに終了してしまう可能性、だましに遭う可能性はさらに減ることになり、勝率を上げることが可能です。

ただし、よりポジションを持てるタイミングが減ってしまうデメリットもあります。

まとめ

シンプルですが十分に有効に機能する「押し目買い・戻り売り」は、他のテクニカル分析を利用していても、並行して使用すべきトレード手法だと思います。

初心者の方にはとくにおすすめできるトレード手法です。