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「海外FXで利用すべき出金方法って結局どれなの?」

多くの投資家は「どの出金方法を使うのがベストなのか?」まだ決めかねている、検討を続けている最中ではないでしょうか。今回は、海外FXではどの出金方法を採用すべきか?実際に使ってみた経験から、ランキング形式で優先順位をつけて解説します。

海外FXではどの出金方法を採用すべきか?選ぶべき出金方法ランキング

優先度1位.クレジットカードによる出金

海外FXにおける「クレジットカードによる出金」とは

海外FXの口座にクレジットカードで入金すると、その金額まではクレジットカードで出金することができます。

一般的に考えればクレジットカードは、キャッシュカードではないので「資金を管理する機能」はなく、一方的に「買い物をする機能」「お金を借りる機能」しかありません。入金ができなずに支払するだけですから、「海外FX口座から出金して、クレジットカードに入金する」ことはできないはずです。

海外FXにおける「クレジットカードによる出金」を可能にしているのが、クレジットカード加盟店の管理画面でできる「売上をキャンセルする処理」です。

クレジットカードの入金をキャンセルすること = クレジットカード出金

と呼んでいるだけなのです。

そのため、「クレジットカードで入金した金額」までしか「クレジットカードで出金することはできない。」仕組みとなっています。

海外FXにおける「クレジットカードによる出金」の手数料

0円

売上のキャンセル処理ですので、手数料がなく利用することができます。

海外FXにおける「クレジットカードによる出金」の例

出金した海外FX業者:LAND-FX/円口座

日付/時間通貨金額種類詳細状況
2017/3/12 21:59JPY50,000Credit CardWithdrawal承認

クレジットカード明細

ご利用日ご利用店名及び商品名家族支払区分リボ変更ご利用金額お支払月備考
2017/3/13LANDFX(****)1回‐50,000円2017/05

出金するまでにかかった時間

1日

出金でかかったコスト

出金依頼額:50,000円
出金完了額:50,000円

手数料:0円

海外FXにおける「クレジットカードによる出金」の制限と注意点

クレジットカードで入金した金額までしかクレジットカードで出金できない

前述した通りで「クレジットカードによる出金」というのは、「クレジットカードによる入金のキャンセル処理」のことを言います。

クレジットカードで入金した金額までしかクレジットカードで出金できない

のです。

「クレジットカードによる出金」を利用する場合には、入金時にも「クレジットカードで入金」を選択しなければならないのです。

また、一定期間を経過すると「キャンセル処理」ができなくなります。3カ月~1年とクレジットカード会社によって、「キャンセル処理」の有効期間は異なります。

海外FXにおける「クレジットカードによる出金」の考察

クレジットカードを使えば

  • 入金 → リアルタイムに口座反映、手数料0円
  • 出金 → 1日で口座反映、手数料0円
  • 「キャンセル処理」の有効期間が終わったら、売上として処理されるのでクレジットカードのポイントが付与される

と、良いことずくめの「出金方法」となっています。

入出金でコストをかけないためには「クレジットカードでの入金・出金」が一番おすすめできる方法です。

ただし、入金分以上に利益が出た場合には「クレジットカードによる出金」が利用できないので、他の出金方法を検討しなければならないのです。

優先度2位.国際決済サービス「bitwallet」による出金

「bitwallet」とは

2013年設立のシンガポール法人「E PROTECTIONS PTE. LTD.」が運営する国際決済サービスのことを言います。

「国際決済サービス」、最近の呼び方で言えば「ウォレット」としての機能もあり、法定通貨(日本円、米ドル、ユーロ)、仮想通貨も、管理できます。

「bitwallet」は手数料が格安であるため、海外FXの出金方法として、優先順位を高く考えるべきものなのです。

mybitwalletの口座開設・口座承認・入金・出金方法

海外FXにおける「bitwalletによる出金」の手数料

海外FX業者 → bitwalletに出金

方法手数料ブランド・種類パーソナル/ビジネスアカウント
bitwallet ユーザー間送金ご送金手数料全ての法定通貨、仮想通貨ワンコイン送金
USD 1.00ドル、100円、EUR 1.00 ユーロ

ワンコイン送金:USD 1.00ドル、100円、EUR 1.00 ユーロ

bitwallet → 国内銀行に出金

方法手数料ブランド・種類パーソナル/ビジネスアカウント
銀行口座振込(日本)ご出金手数料日本円824円
銀行口座振込(日本)ご出金手数料米ドル、欧州ユーロ4,800円
銀行口座振込(その他海外銀行)ご出金手数料日本円、米ドル、欧州ユーロ4,800円

日本円なら824円

海外FXにおける「bitwalletによる出金」の例

出金した海外FX業者:IFCMarkets/ドル口座

番号金額から受けコメント   状態
*****5 000.00 USD /563 920 JPYNTTX – ****MyBitWallet – @yahoo.co.jp2018/10/2 10:17表示実行

bitwallet

日付ご利用内容詳細ステイタス金額 (通貨)手数料 (通貨)
2018/10/2 17:20着金JPY口座完了+564,020 (JPY)-100 (JPY)

出金するまでにかかった時間

即時

出金でかかったコスト

出金依頼額:5,000ドル(TTM換算:569,950円)
出金完了額:564,020円

手数料:5,930円

海外FXにおける「bitwalletによる出金」の制限と注意点

為替手数料が割高

前述した例の2018年11月13日時点の為替手数料を比較してみると

  • 国際決済サービス(bitwallet):1ドル → 111.49円

  • 三菱UFJ銀行:1ドル → 112.66円

為替手数料は、メガバンクよりも高い割高な設定になっています。

このような国際決済サービスやウォレットは「為替手数料」を高めに設定しており、海外FX業者の口座通貨が円口座以外の場合は、割高な手数料が発生してしまうのです。

海外FXにおける「bitwalletによる出金」の考察

海外FX業者の円口座 → bitwallet → 日本国内銀行の円口座

という流れで出金するのであれば、出金に伴うトータルコストは

100円 + 824円 = 924円

で済みます。

1,000円を切るのですから、十分に安い手数料で海外FX口座から出金できることになります。

注意しなければならないのは

海外FX業者の口座通貨が「ドル口座」「ユーロ口座」の場合です。

bitwalletでは、日本国内銀行への出金手数料は

  • 日本円 → 824円
  • 米ドル → 4,800円
  • ユーロ → 4,800円

となっていて、「ドル」「ユーロ」の出金手数料は、かなり割高になっているのです。

かといって、bitwallet上で、日本円に両替するとなると

  • 為替手数料はメガバンクよりも高い

状況ですので、何倍もコスト高になってしまいます。

海外FX業者の口座通貨が日本円口座の場合に「bitwalletによる出金」はおすすめできるのです。

参考:その他の国際決済サービスの手数料設定

STICPAY

海外FX業者の円口座 → STICPAY → 日本国内銀行の円口座

海外FX業者 → STICPAY:0円
STICPAY → 日本の銀行:600円+2.5%

I-ACCOUNT

海外FX業者の円口座 → I-ACCOUNT → 日本国内銀行の円口座

海外FX業者 → i-Account:3ドル~
i-Account → 日本の銀行:5.00ドル~25.00ドル

優先度3位.「海外送金(銀行振込)」による出金

「海外送金」とは

海外FX口座というのは、海外FX業者が使っている外国銀行(信託銀行)の口座に作られます。

「外国銀行(信託銀行)の口座」から「日本国内銀行(その他の外国銀行)」へ、銀行間の送金をすることを「海外送金」と呼びます。

英語では「bank wire」で、日本風に言えば「銀行振込」となります。

海外FXにおける「海外送金」の手数料

海外送金では

  1. 送金手数料
  2. 中継銀行手数料
  3. 受取手数料

の3つの手数料が発生しますが

多くの海外FX業者では

  1. 送金手数料:無料(海外FX業者負担)
  2. 中継銀行手数料:中継銀行によって異なる
  3. 受取手数料:受取銀行側で発生する

形となります。そのほか、リフティングチャージが発生する銀行もあります。

1回あたり合計で3,000円~4,000円ぐらいが相場です。

海外FXにおける「海外送金による出金」の例

出金した海外FX業者:AXIORY/ドル口座

注文番号入出金時間アカウントNo適用単位出金金額入金金額
2018.04.03 22:49:34020 – Withdrawal WorldclearUSD32,039.15

受取銀行/外国送金・本支店間外貨送金計算書(被仕向送金)

  • 取り扱い日:2018年4月6日
  • ご送金額:32014.15ドル
  • 為替相場:106.22
  • 換算円価額:340,0543円
  • 手数料:1,500円
  • 差し引き金額:3,399,043円

出金するまでにかかった時間

3日

出金でかかったコスト

出金依頼額:32,039.15ドル(TTM換算:3,435,238円)
出金完了額:3,399,043円

手数料:36,195円

内訳
  • 中継銀行の送金手数料:25.00ドル(TTM換算:2,681円)
  • 受取銀行の送金手数料:1,500円
  • 米ドル → 日本円 の為替手数料:32,014円

海外FXにおける「海外送金による出金」の制限と注意点

銀行によっては受取を拒否する銀行もある

海外FX業者 = 金融庁の未登録業者

です。

国内FX業者にしてみれば、レバレッジ規制を関係なく、顧客を奪う「巨大な敵」と思っているのです。

そのため、グループ内に「FX業者」を持っている銀行などは「未登録業者の海外FX業者からの海外送金は受け取らない。」と銀行のポリシーで定めているところがあるのです。

海外FXにおける「海外送金による出金」の考察

前述したbitwalletの場合

国内銀行への送金手数料は

  • 日本円 → 824円
  • 米ドル → 4,800円
  • ユーロ → 4,800円

為替手数料がメガバンクよりも高い

と「米ドル」「ユーロ」建ての海外FX口座からの出金では、「海外送金」よりも高いコストが発生してしまいます。

この場合は

通常の「海外送金」で日本の銀行口座に出金した方が

  • 中継銀行の送金手数料:25.00ドル(TTM換算:2,681円)
  • 受取銀行の送金手数料:1,500円

約4,000円程度ですので、安く済むのです。

為替手数料は、メガバンクだとどうしても高くなってしまうので

受取銀行にも「ドル口座」「ユーロ口座」を作って置いて、通貨を両替せずに海外送金をする
その後、日本円に円転する必要があれば、為替手数料の安い国内銀行に移してから行う

という手順を取ると良いでしょう。

ネット銀行の方が、為替手数料の安い銀行が多いのですが、反面グループ会社にFX会社があるため、海外FX業者からの出金受取ができないケースもあるので注意が必要です。一旦、メガバンクを介するなど、中継する必要が出てきます。

優先度4位.「プリペイドカード」による出金

「プリペイドカード」による出金とは

海外FX業者や国際決済サービスが口座と連動したプリペイドカード(デビットカード)を発行していることがあります。

この「プリペイドカード(デビットカード)」を利用すれば、セブン銀行ATMでいつでも必要な金額の出金が可能になります。国際ブランドがついているので、そのままこのカードで買い物をすることもできます。

海外FXにおける「プリペイドカード」の手数料

「プリペイドカード」によって手数料は異なります。

LAND-FXのプリペイドカードの場合

  • 初回入金手数料:30HKD
  • 入金手数料:0.6%(最低20HKD)
  • ATM引出手数料:出金額の1.0%(最低20HKD)
  • 為替手数料:4.0%

海外FXにおける「海外送金による出金」の例

出金した海外FX業者:LAND-FX/円口座

日付/時間通貨金額種類詳細状況
2017/3/16 2:22JPY15,000Land-FX CardWithdrawal承認

セブン銀行ATMでの出金

出金:10,000円
残額:3,019円

出金するまでにかかった時間

即時

出金でかかったコスト

出金依頼額:15,000円
出金完了額:13,019円

手数料:1,981円

海外FXにおける「プリペイドカードによる出金」の制限と注意点

いろいろな手数料があるので、気付かないうちにコスト負担が多くなってしまう!

日本人の間隔では、口座を使っていないと残高が減らされる「口座維持手数料」というのはピンと来ないかもしれませんが、海外では当たり前のように「口座維持手数料」が発生します。

プリペイドカードも同様で、数カ月~数年利用していないと「口座維持手数料」が発生して、残高がどんどん少なくなってしまうのです。

海外FXにおける「プリペイドカードによる出金」の考察

意外と、手数料は安く利用できるのが「プリペイドカードによる出金」です。

セブン銀行ATMは、国内のいたるところにあるので、利便性も高いですし、そのまま買い物をすることもできます。

しかし、一回の出金額が最高で10万円と少額設定です。

海外FX口座からの出金額が少額の方におすすめできる出金方法です。

出金額が大きい方には、おすすめできません。

まとめ

海外FXではどの出金方法を採用すべきか?選ぶべき出金方法ランキング

  1. 優先度1位.クレジットカードによる出金
  2. 優先度2位.国際決済サービス「bitwallet」による出金
  3. 優先度3位.「海外送金(銀行振込)」による出金
  4. 優先度4位.「プリペイドカード」による出金

となっています。

どの出金方法にも、メリットデメリットがあるので、一つの出金方法を使うというわけにはいかないはずです。メリットデメリットとコストを正確に把握した上で、実際に少額の出金をしてみて、どの方法がコストが安く、望みの場所に出金できるのか?テストをしながら、判断すると良いでしょう。

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