graphline128_128MT4のメリットの一つに「インディケーター」というチャートの機能強化をするツールがあります。今回はMT4のインディケーターの追加・設定方法について解説します。

インディケーターとは?

インディケーターとは

MT4のチャート上にテクニカル分析用の情報を表示するツールのこと

を言います。

MT4でトレードをする時にインディケーターを使えば、簡単に高度なテクニカル分析を導入することができるのです。

インディケーターはMT4ユーザー自身が開発することも、開発されたインディケーターをインストールすることも可能です。自分で開発したインディケーターや他の投資家が開発したインディケーターのことを「カスタム・インディケーター」と呼びます。「カスタム・インディケーター」はいろんなウェブサイトで無料、有料でダウンロードすることができます。

設定も自在に変更できるため、日本ではMT4は高度なチャートツールとして使う方もいるほどです。

インディケーターがあるからこそ、MT4は世界で最も普及しているトレードプラットフォームになったと言っても過言ではありません。

裁量トレードにしろ、自動売買にしろ、インディケーターを使いこなさないとMT4も宝の持ち腐れになってしまいます。今回は「MACD」というテクニカル分析のインディケーターの導入を例にインディケーターのインストール、設定、表示、保存などを解説していきます。

MACDとは

2本の移動平均線用いることで、相場の周期変動とエントリー・エグジットのタイミングを捉える指標

インディケーターをチャート上に表示する方法

MT4の左下のナビゲーターウィンドウを開きます。「f」というアイコンがついたインディケーターを選択します。

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インディケーターの「+」部分をクリックするとインディケーターのカテゴリ、インディケーターが表示されます。「MACD」は下の方にスクロールすると見つかります。

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見つけた「MACD」をドラッグして表示させたいチャートにドロップします。

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ドロップすると「MACD」の設定画面が開きます。よくわからない方はデフォルトの設定のままで構いません。ここでは変更せずに「OK」を押します。慣れてきたら、自分の使いやすいパラメーターに設定を変更します。

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チャートの下部に「MACD」が表示されました。インディケーターによってはチャート上に表示されるものやこのように下に表示されるものがあります。

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インディケーターをチャートから削除する方法

インディケーターが表示された状態で、メインウィンドウで右クリックして、「表示中のインディケーター」を選択します。

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表示中インディケーターがすべて表示されますので「MACD」を選択し、右の「削除」ボタンをクリックします。

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チャート上からインディケーターが削除されました。いつでも同じ手順で表示することが可能です。

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インディケーターのパラメータを変更する方法

今回は「移動平均線(Moving Average)」のインディケーターを例に解説します。

ナビゲーターウィンドウの「トレンド」から「Moving Average(移動平均線)」を選択し、ドラッグしてチャート上にドロップします。

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移動平均線(Moving Average)のパラメータ設定が表示されます。

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今回はこのパラメーターを下記の通りに変更します。

期間 14 → 21
色 Red → Yellow
太さ 細い → 太い

「OK」をクリックします。

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設定した通りに移動平均線(Moving Average)がチャート上に表示されました。

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再度設定を変更してみます。移動平均線(Moving Average)上で右クリックして、MA(21)プロパティを選択します。

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再び設定画面が表示されます。

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移動平均の種別を「Simple」から「Exponential(指数関数)」に変更して、色も青に、線の太さもやや細く設定しなおします。

移動平均の種別 Simple → Exponential
期間 21 → 21
色 Yellow → DodqerBlue
太さ 太い →  細い

「OK」をクリックします。

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EMA:指数平準移動平均線(Exponential Moving Average)が青色で表示されました。

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カスタム・インディケーターをインストールする方法

カスタム・インディケーターを入手します。世界中のウェブサイトやブログなどで公開、販売されています。拡張子は「.mq4」「.ex4」となっているはずです。

今回は「test_ema-crossover_signal.mq4」というファイルをインストールしてみます。

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メニューバーから「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。

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MT4のパソコン内のフォルダが開きます。

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「MQL4」をクリックします。

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「Indicators」をクリックします。

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デフォルトでインストールされているインディケーターファイル「.mq4」「.ex4」があります。

カスタム・インディケーター「test_ema-crossover_signal.mq4」をドラッグ&ドロップします。これでインストールは完了です。

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MT4を一旦閉じて、また開きます。

ナビゲーターウィンドウの「インディケーター」の中に追加したカスタム・インディケーター「test_ema-crossover_signal」が表示されています。

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インディケーターのテンプレートを保存する方法

前述した方法で自分のトレード手法に合ったインディケーターを複数表示するのが一般的な使い方ですが、毎回通貨ペアを変えたり、チャートを変更するたびに一つずつインディケーターをインストールするのは手間です。そこで、インディケーターを複数表示したチャートの状態をテンプレートとして保存する機能が活躍するのです。テンプレートに保存しておけば、テンプレートを読みこむだけでチャートがすぐに自分仕様に変更されるのです。

このチャート画面では「移動平均線」と「MACD」が表示されています。

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メニューバーの「チャート」→「定型チャート」→「定型として保存」をクリックします。

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「templates」フォルダが開きます。「templates」フォルダに「.tpl」という拡張子でテンプレートが保存されるのです。

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「templates_name.tpl」を好きな名称に変更します。今回は「templates_sample.tpl」にします。保存を押せばテンプレート保存の完了です。

※このときにdefault.tplに名前を設定するとチャートを新規作成するたびにそのテンプレートが適用されます。

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別の通貨ペアのチャートを選択します。

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メニューバーの「チャート」→「定型チャート」→「読み込み」をクリックします。

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先ほど保存したテンプレート「templates_sample.tpl」を選択します。

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保存したテンプレートの設定が反映されます。

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まとめ

MT4のインディケーターの適用は非常に簡単です。

ただし、実際に自分のトレードテクニックとして活用するためには、設定を変更したり、いろんなインディケーターを使ってトレードしてみたり、試行錯誤が必要になります。

自分のトレードスキルの幅を広げるためには、インディケーターは欠かせない機能ですので、使いこなせるように色々なインディケーターを試してみましょう。