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比較的経営規模の大きい海外FX業者は「PAMM口座」というサービスを運営している業者があります。あまり、海外FXではメジャーではないトレード方法ですが、今回はこの「PAMM口座」に実際に100万円をとうししてみて、その後の運用状況をレポートさせていただきます。
そもそも、PAMM口座って何?
PAMM口座とは
PAMM口座(パム口座)は、英語では「Percentage Allocation Management Module」の略称です。
投資のプロ(例、ファンドマネージャー、マネーマネージャー、プロトレーダー等)が代わりに投資家の資産をFXトレードで運用してくれる口座のこと
を言います。
FXトレードをプロにお任せできるサービス
と言えます。
海外FXのMAM/PAMM口座(マネージドアカウント)とは?
その代わり、運用してくれた方には「利益の30%」という報酬を支払う仕組みとなっています。
一見、投資信託やファンドのようなサービスと思ってしまいますが・・・
大きな違いは
利益の30%が報酬 → 利益がなければ無報酬になる
という点です。
投資信託というのは、利益が出ても、出なくても、一定の手数料が発生してしまうのです。
「どちらの運用者の方が真剣に運用してくれるのか?」という点で、PAMM口座(パム口座)の運用者の方が何倍も信用できるといっていいでしょう。
PAMM口座の運用者は誰なの?どう見つけるの?
PAMM口座には
- PAMM口座事態を海外FX業者が運用するスタイル
- 海外FX業者がマネーマネージャーを連れてきて、そのマネーマネージャーが運用するスタイル
の2パターンがあります。
PAMM口座事態を海外FX業者が運用するスタイル
メリット
- 運用手数料「利益の30%」が必要ない
デメリット
- 投資家が運用成績などで運用者を選べない
海外FX業者がマネーマネージャーを連れてきて、そのマネーマネージャーが運用するスタイル
メリット
- 多くのマネーマネージャーの中から、運用成績で成績の良い方を選べる
デメリット
- 運用手数料「利益の30%」が発生する
という違いがあります。
今回は、前者の「PAMM口座事態を海外FX業者が運用するスタイル」を採用している
を選びました。
IronFXのPAMM口座を選んだ理由とは?
- 日本人スタッフが在籍していること
- 日本人スタッフから運用方法のことを聞いていたこと
- 運用手数料(利益の30%)が発生しないこと
- 年間の目標利回りは20%
でIronFXのPAMM口座を選択しました。
無理ない利回り設定で、日本人スタッフが在籍し、実際にお会いして打合せしているので、テストという意味合いでは、はじめやすかったと言えます。
「なぜ、運用手数料なしでPAMM口座が開設できるの?」
海外FX業者自体が、運用者になる場合は「スプレッド+取引手数料」である程度収益が見込めるからです。運用手数料を徴収しなくても、取引量が増えることで「スプレッド+取引手数料」の収益が増えるのです。
その代わり、運用に必要な最低入金額が高めに設定されています。
- IronFXのPAMM口座の最低入金額:100万円
でした。
「海外FX業者の人って、運用できるの?」
ご存じないかもしれませんが、日本のFX業者も、「自社運用部門」があり、社内の部署ではFXトレードをして資産を増やす部署があるのです。
IronFXも、世界展開している規模の大きな海外FX業者ですので、当然「自社運用部門」があり、トレード手法は、プロのトレーダーに引けを取らないものとなっています。
「どうやって運用しているのか?トレード履歴ってわかるの?」
プロが運用する口座にはMAM口座、PAMM口座という2種類がありますが
- MAM口座 → 取引履歴がわかる
- PAMM口座 → 取引履歴がわからない
ものとなっています。
運用者にしてみると、取引履歴というのは、自分のノウハウですので、開示しないPAMM口座の方が優秀な運用者が集まりやすいのです。
今回利用したのは「PAMM口座」ですので、取引履歴はわからない設定になっています。
IronFXのPAMM口座運用レポート
日付 | 口座残高 | 増減 | 経過期間 | 年利回り |
---|---|---|---|---|
2019年3月8日 | 1,000,000 | 0 | 0日 | 0 |
2019年3月13日 | 1,078,862 | 78,862 | 5日 | 575.7% |
2019年3月16日 | 1,093,867 | 93,867 | 8日 | 397.0% |
2019年3月7日:三菱UFJ銀行からIronFXへ100万円入金
2019年3月8日:運用開始
2019年3月13日:資産残高1,078,862円
+78,862円
経過期間:5日
年利換算:575.7%
2019年3月13日:資産残高1,093,867円
+93,867円
経過期間:8日
年利換算:397.0%
IronFXのPAMM口座運用考察
出だしは順調という形です。ただし、このペースで残高が増えることは考えにくいので徐々に年間利回りも、20%程度に落ち着いていくでしょう。
口座残高で推移がチェックできない点が不便ですね。
IronFXのPAMM口座開設方法
ステップ1.IronFXのPAMM口座(パム口座)開設サイトへ行く
下記のリンクから、IronFXのPAMM口座(パム口座)開設ページに行きます。
ステップ2.必要情報を入力する
口座開設に必要な情報を入力します。
- 氏名
- メールアドレス
- 国名
- 携帯電話
- 口座タイプ
- 通貨
- レバレッジ
- パスワード
- 同意
- 国名:日本
- 口座タイプ:パム口座
- 通貨:日本円
と設定します。
ステップ3.マイページへログインする
登録したメールアドレスとパスワードでマイページへログインします。
ステップ4.必要書類のアップロード
海外FXの口座開設と同じように必要書類のアップロードを行います。
必要書類
身分証明書
運転免許証・パスポート・写真付き住民台帳のいずれか1点。表面と裏面それぞれを撮影し、表裏 2 点添付して下さい。
住所証明書
住民票、クレジットカード、携帯電話のご利用明細書、公共料金の明細書(発行日より 6カ月以内の発行で住所の記載がされているもの)
ステップ5.電子署名
IronFXは、パム口座の契約に「電子署名」を採用しています。マニュアルを見ながら、「電子署名」を行います。
ステップ6.入金する
パム口座が開設できたら、入金します。
- デビットカード
- クレジットカード
- 海外送金
- 国内入金
- ビットコイン入金
・・・
などの方法が選べます。
今回は、Domestic Bank(国内銀行)を選択し、三菱UFJ銀行から、振込手数料324円を負担して入金しました。
ステップ7.口座残高をチェックする
後は、運用されるだけなので、口座残高の増減を定期的にチェックします。
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